イラン暦1405年ホルダード月までの記録
お久しぶりです。お元気ですか。間が空いてしまいました。春前から、毎日の日記をしずかなインターネット上で書くようになりました。毎日のなんでもない自炊や、日々とりとめもなく考えていることをそちらで記録しています。よかったらのぞいてね。
こちらのはてなブログでは、その中でも特に記録しておきたいような事柄や、鑑賞したものの感想を書こうかなと思い、間が空いたホルダード月までをまとめて載せます。いつのまにか1405年になっていた。戦争はまだ終わっていないし当地を思うと悲しくやるせない気持ちになる。
買ったもの
お洋服と化粧品を載せようかな。うつわはまた次回に。
・Levi's × BODE デニム
ええ、BODEファンとして買いました。もちろん開店待ちの列に並ぶ必要があって、1時間半前に到着して20番目くらいだったかな。夫は絶対似合うだろうけど自分はどうかなと思っていたものの、試着したらシルエットが良くて二人そろって購入。細かいディテールは雑誌などで紹介されている通り。ふだんは靴などが置かれたコーナーが特設試着室となっていて、二人で広いスペースで試着したのが楽しかった。わたしはもちろんレングスが余っていて、もったいなくてまだカットせずロールアップして履いているけど、夫を見るとやっぱりジャストレングスがいいよなと思う。夫の上下BODE合わせがかわいかったので見てほしい。


・Dries Van Noten フリルカマーバンド
26ssのランウェイで、いちばんリアルユースとして気になっていたアイテム。腰に巻くのはもちろん、つけ襟的に使うのもかわいい。想像していたのとはちがってハリのある生地で、切りっぱなしなので糸がどんどんほつれてくる手のかかる子。


・Bless ねこ柄ショートパンツ
去年リリースされたのかな、ずっと気になっていたけど自分が着ると猫おばさんになってしまうのではと思い買えずにいた。今年急に勇気が出て購入。わたしは膝が隠れるくらいのサイズ感で、夫はジャストサイズで共有できる。ぺっちゃんに似た子はいない。

・Cecilie Bahnsen キャミトップス
セシリーかRenata Brenhaのどちらかで欲しいと思っていた、ボリュームのある白色のキャミトップス。セールになっていたのと、夫からわたしっぽいと言われたのもあって購入。いつもお買い物をするショップのスタッフさんたちのコーディネートを見ていても使い勝手がかなりよさそう。これからたくさん着るのが楽しみ。セシリーは年を重ねて体の線が弛んできたころにドレスを着るのが素敵なんじゃないかなあとずっと憧れていたのだけど、思ったより早く手元にやってきた。いつかはドレスが欲しい。

・Lemaire スリッポン
アヒルの足のようでかわいいスリッポン、絶妙なカラーリングも好き。いつものショップでの取り扱いではサイズが合わないかもと思っていたけど、試着したらジャストサイズだった。去年からウィッシュリストに入れていて今年やっと購入。履き心地もいい。

・Jacquemus 野菜柄のバケットハット
26ssのテーマが農夫ということで、野菜やロバ柄のアイテムがどれも気になっていたジャクムス。毎年色柄ちがいで出る定番のバケットハットもひとつ欲しいと思っていたところに、好みのカラーリングで小さな野菜柄がかわいいのが出たので買ってしまった。しかもセール。にんじん、ラディッシュ、トマト、ネギ。生地が薄めで夏に重宝しそう。


・Ruohan ミニムーンバッグ
こちらはセールアイテムの中でスタッフさんにおすすめされて購入したもの。荷物が少なくないくせに小さなバッグに惹かれてしまう。本や水筒を持たない、ちょっと良い食事みたいな日に使いたい。形状を留めるための紙もまんまるとしていて合わせてかわいい。ロハン(と読むらしいです)のお洋服は、自分が着こなせるか自信がないシルエットだなと思っていたけど、デザイナーさんがザロウでインターンをしていた、生地に特化した経歴を持つ方だと教えてもらい、一気に興味が増す、ザロウに憧れがあるわたし。


ここからはお化粧品。
・uneven カラーリングソフトアイライナー2色
メイクよりスキンケアに興味があるわたし、突然メイクの方の機運が高まってきてunevenでいろいろ購入。02 meltと01 bud、まぶたがキラキラしている日はこれを使っています。やわらかくて太めなのでまるまる二重幅に引いている。

・Nonfiction ハンドバーム
・LUNASOL グロウデイセラムUV
・Laka UVシールドリップバーム
ハンドバームは匂いとべたべたしないところが気に入っている。使い慣れていると気にならないけど、はじめて匂いを嗅ぐ人はくしゃみが出る系かもしれない。出先で使うときに隣にいる人にちょっと申し訳なく思う。
ルナソルのデイセラム、クリームを塗っているようななめらかさ。肌の粗を隠すことはできないけど使い心地優先であればおすすめしたい。
唇の紫外線対策が気になっていたときにSNSで見かけたLakaのリップバーム。SPF50+ですごい。使い心地もよくて、匂いも好き。コロナ禍で常時マスクを使うようになって唇にあったほくろ(と思っていたシミ)が消えた経験があるので、がんばる。

匂いがいいんだろうなと思って買ったAYURAのボディシートはわたしには合わなかった。汗を拭くときに匂いはいらないかも。おとなしく無香料のを買います。スキンケアもいろいろ試しているしいいなと思うものもあるのだけど、なにせ毎日のように肌荒れが〜と言っているわたしがすすめても、という気持ちがあるので。
読んだもの/観たもの/聴いたもの
・ジュンパ・ラヒリ 小川高義訳 『その名にちなんで』
主人公が「ゴーゴリ」から無事改名するところで完結する物語だろうという、浅い予想のもと読みはじめたら、ぜんぜんそんなことはなく日々は続き、各登場人物にいろんな出来事が起こった。ニューヨークの豪邸をはじめ、ラヒリが書く、各場面で登場する景色や街や物の描写が好き。

・アントニオ・タブッキ 須賀敦子訳 『逆さまゲーム』
去年読んだ『供述によるとペレイラは…』に続き、ポルトガルが舞台の作品。ポルトガルの政治など何もわからないまま読んでいるけれど面白い。ポルトガルの夏の暑さが伝わってきて、夏は嫌いなのに不思議と訪ねてみたくなる。

・現代詩手帖 2026年2月号
イラン現代詩特集で買った。この中に大学時代にとてもお世話になった恩師がいる。最後にテヘランでお会いしたとき、もしイランに現代文学を学べる学部ができたら通ってみたいと思いませんか?と訊かれた。叶うものならぜひ通いたいに決まっている。イラン映画と合わせた論考はやや古臭く感じたけれど、こうしてまとまった日本語訳や論考を読めるのはありがたいことだ。

・梨木香歩『春になったら苺を摘みに』
友人二人がお気に入りの本だと教えてくれて読みたかった一冊。その二人の共通のお気に入りということで、なんだか二人の関係に割ってはいるような感じがして気が引けていたのだけど、読んだ感想を伝えると二人ともにこやかに話を聞いてくれてありがたかった。わたしは人間関係の細かい部分を気にしすぎだし、認知が歪んでいることがままある。初めて訪れる場所なのに、なんだか初めてとは思えない、懐かしい感じがする、というような文章が好きだった。懐かしさと切なさを引きずって生きている。読みながら、梨木香歩はじめ、須賀敦子やジュンパ・ラヒリ、藤本和子、多和田葉子など、自分の足で異国の地に出て学び文化を吸収して生きている女性の文章が好きだなと気づく。それは、自分にも多少なりとも近い経験があるから。たとえば、夫の駐在に帯同して海外に滞在し現地の日本人婦女会の様子を書く女性がいたとして、その文章にはたぶん興味がない。
・中央アジアの手仕事:華麗なる刺繍とジュエリー 展
感想は日記に書いたので省略。大判のスザニが見応えがあった。

・建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸
朝香宮家が暮らしていた当時、動物もたくさん飼われていたというのが知れて面白かった。門の近くに蛇もいたらしい。庭園美術館自体は二度目の訪問で、建物内の装飾は何度来ても楽しめるなと思う。首をすくめた鶴の香合が素朴で愛らしくて、仕事に疲れたときに見返したいと思い写真におさめた。



・密やかな美 小村雪岱のすべて 展
こちらも日記に感想を書いていた。前期、後期両方鑑賞しました。記念に、小鼓と三味線が置かれた部屋を描いた作品のハンカチを買った。

・アンドレイ・タルコフスキー監督『ローラーとバイオリン』『僕の村は戦場だった』
一本目はささやかな日常を眺めるような作品、二本目は戦争のむごさ、残酷さがこれでもかと伝わってくる作品で、二本から感じ取れる空気感の対比がすごかった。ロシアあるいはソヴィエトの戦争に関する映画って何作か観ているかも。特に白樺林のシーンで白黒の映像が際立ってきれいだった。

・ジャアファル・パナーヒー監督『シンプル・アクシデント』
これも日記に感想を書いたのだけど、目先の幸せや理屈をかなぐり捨てて、自分の信念や存在意義のために行動する、それほどまでに苦しめられている人が、別の国であっても同じ時代に生きているというショック。これは映画でフィクションだけれど、同じような人たちがイランにいることはわかる。

・レコード屋のアカウントで知った音楽いくつか
V.A. - Let Me Perish Without Return: Lament and Longing from the Fading Russian Empire, 1889-1917 (CS)meditations.jp
Omid Geadizadeh - Like The Sea Knows Blue (مثل دریا که آبی را می شناسد – Meditations
Andrea Giordano / Kalle Moberg / Jo David Meyer Lysne - Radis (LP+DL)meditations.jp
・Peel Dream Magazine "Taurus"
・Runo Plum "Patching"
食べたもの
・松陰神社 Merci Bake 二月のタブレットチョコレート
二月にだけ出る板チョコ、去年食べておいしかったので今年も。包み紙もかわいくて、捨てずに冷蔵庫に貼っている。

・自作バーチ・ディ・ダーマ
チョコが固まらなくてなだれちゃっているのだけど、コペンハーゲンのお皿に乗った様子が我ながらかわいかったので載せます。おいしかったしまた作ってなだれないよう上達したい。

・好きなパン屋のサンドウィッチ
都外にあってなかなか行けないけどとても好きなパン屋さん。遠出するついでに寄って、サンドウィッチを買って山に登って食べた日。チョコレートと苺の甘いのも、持ち帰ってから食べたエビフムスもどちらもおいしい。サンドウィッチはじめお惣菜パンの方向性(?)が好みに近いのかも。先月SNSに載せていたエビタブレもおいしそうだった。


・池袋 Teishoku美松 キムチチゲ
何年も通っているけどキムチチゲは初めて見たので好奇心で注文。まだまだ寒かった冬のど真ん中で、温かいチゲが具沢山でおいしかった。

・結婚記念日のイカズッキーニ
毎年決まっていくレストランで、本来のコースの内容から変えてくださった一品。「変えてみたの」というサーヴィスのおじさまがチャーミングだった思い出。ちいさめのイカに細切りにしたズッキーニが詰まっている。カイエンペッパーが効いたソースでピリッとしておいしかった。ここは野菜のヘタや根や皮、それらに近いところまで食べさせてくれるのがおもしろくて好き、そしておいしい。

・パン盛り合わせブランチ
炭水化物だからと遠慮せずにパンをおなかいっぱい食べたいという夢を叶えた日。バターもいいけどオリーブオイルで食べるパンも好き。

・代々木上原 La Pita de Maison Cinquantecinq ファラーフェルベジプレート
ちょっとずつの野菜のおかず盛り合わせがうれしいプレート。ここなら豆嫌いの夫もフライドチキンサンドを食べられるので一緒に行ける。

・トスカーナ料理トラットリア ラディッキオのソテーとズコット
ラディッキオの苦味が好き。添えられたチーズのもきゅもきゅした食感も好み。確かスカモルツァだったと思う。はじめてメニューに見かけたズコットを頼んでみたらカラフルで、真上から見るとオウムの顔のようだった。


・金沢でお鮨 ムツ食べ比べ
アカムツ(ノドグロ)とクロムツ、どちらも名前にムツと付くけれど、別の種目なんですよと教えてもらったので食べ比べ。どちらも少し炙ってあって塩で食べるのがおいしかった。確かに少し違う食感。


・夜だけ営業のタイ料理 和え油そば
辛いメニューよりも辛くないメニューの方が好きだと気づいた日。ライムを絞るとさっぱりする油そばがおいしかった。

・灯りがやさしいレストラン アスパラガス食べ比べ
白アスパラガスをちゃんと食べるのは初めてかも。卵嫌いで、定番のゆで卵添えが食べられないので。わたしも友人もどちらかというと緑のほうが好みかもと話した。白はあまくてほっこりした味、緑はやっぱり青々しい味。

3ヶ月以上あったのですごい量のまとめになってしまった。次回からはひと月ぶんで書きたいな。こんな感じでいかがでしたでしょうか。みなさんお元気ですか。夏は切なくて悲しくなるから嫌だね。桃を食べてスイカを楽しみにする7月です。